心の乱れを整えるのに高校の生物の内容が役に立つ

高校の生物の授業をあなたは選択していましたか?

現在、高校の授業の科目が、どのようになっているのか、分かりませんが、遠い遠い私の高校生時代は、「生物」は選択科目でした。

最近、動画サイトやら、脳に関する本やらで、顔が赤くなる原因について調べていると、その情報の中に、なんだか大昔、授業で聞いたことのある言葉や名称が出てきます。

「視床下部」とか「脳下垂体」などの名称。

たしか高校2年だったかに選択した「生物Ⅰ」で、出てきた名称のはず。

私は学業は低空飛行だったので、すっかり忘れていましたが、賢いあなたは「視床下部」や「脳下垂体」あたりの名称を聞いてすぐにどんな機能をする器官か分かっている事でしょう。

これらの器官の働きを知っているだけでも、あなたが何かのきっかけであわててしまった時、心の乱れを整えるのに役立ちます。

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心の乱れを整えるのに高校の生物の内容が役に立つ

高校の生物の授業では、

  • 神経系
  • 内分泌系
  • 免疫系

を教わります。

「神経系」を学び、心の乱れを整える

瞬間的に、顔が赤くなったりするのは、「神経系」の反応の結果なんだな。

と、自分に言い聞かせることによって、心の乱れを整えることができます。

神経系の反応は、秒単位、分単位なのだそうです。

好きな人の前で顔が赤くなるんのは、情動反応だから、大脳からの影響です。

大脳→視床下部が刺激されて神経系が反応してしまう。

神経系の反応だから、パッと瞬時に赤くなってしまう。

内分泌系を学んで心の乱れを整える

神経系とは違い、ホルモンの影響が出始めるのは、分単位から時間単位なのだそうです。

心拍を早くするアドレナリンは、副腎から分泌するホルモンです。

緊張したときや、興奮したときに脳が反応して副腎からアドレナリンが血液中に分泌されます。

血液は約1分で体内を一巡するので、おそらく1分かからずに、心臓にあるホルモンを受け取る受容体がアドレナリンを受け取り、心臓の拍動を早めます。

神経系より遅いとはいえ、けっこう早いですよね、ドキドキするのって。

こんなことも知っていれば、やり場のない不安感も、

「今、ストレスから私の副腎からアドレナリンが、びしゃーっと血液に出たよ。今さっき心臓にまで辿り着いた。そのせいで脈が早くなってるー!」

と、自分に納得させられます。

受容器の勉強をして心の乱れを整える

受容器は、

  • 耳(うずまき管、前庭、半規管)
  • 目(網膜)
  • 鼻(嗅上皮)
  • 舌(味覚芽)
  • 皮膚(圧点、痛点、温点)

が、あります。

俗に言う「五感」を、キャッチするのが受容器ですね。

心の乱れを整える時、例えば、

騒がしくて不快になった時には、

「うずまき管に大きな刺激を受容している」

好きな人が視界に入って、ハッとした時には、

「網膜から入ってきた光の情報を脳が、色や形から、〇〇さんだと認識したぞ!」

などと、言語化して解説してみる。

そうすれば、心の動揺(乱れ)を、ただただ謎の感情変化として受けてしまうよりも、ある程度、落ち着いていられます。

高校の生物は、けっこう複雑で難しい?

この記事を書くために、ネットの高校の生物を教えるサイトや、YouTubeの高校生物の動画をいくつか拝見しました。

私は高校の時に、生物を選択していたのですが、(30年以上前)

こんなこと習った?

というような、小難しい内容ばかりです。

今の高校生は、こんな小難しいこと勉強してんのか。そりゃ受験も大変だ。

とは言っても、30年以上立っているとはいえ、授業内容はそんなに変わっていないはずです。

私は、生物の授業をギブアップ状態だったので、記憶していないだけだと思います。

なんとなく憶えているのは、メンデルの法則とかやったなぁ、くらいのことだけです。

ああ、情けなや。

しかし、今になって高校生物を勉強し直すとは思ってもみませんでした。

原因やプロセスを知っていれば落ち着くことができる

心の乱れがおきても、そのメカニズムを知っていると、全然こころの持ち用が違ってきます。

ただ、いきなり始めての試験問題をやるより、答えを全部知っていて受けるテストでは、緊張感が雲泥の差でしょう。

だから、学校の生物の内容でも、けっこう役に立つものです。

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