自分の赤面症の悩みが深刻になってしまって、自分のパーソナリティが世の中の人の中でどの辺りに属しているのか認識できなくなっていませんか？
自分のパーソナリティはどのポジション？変わった人に属しているのか？
こんなに赤面症に悩んでいる自分は周りから変わった人だと思われているかも、なんて自暴自棄になってしまう事があると思います。
仮に、赤面症、あがり症の度合いを測る座標グラフがあるとして、0地点を平均的な人間として、自分はどの位置に立っているのか？
いろんなパーソナリティの、沢山の人と接する機会が多ければ、自分って、一般的にどの辺りに属する性格の持ち主なのかが、大まかには把握できると思います。
だから、赤面症・あがり症の人は、沢山の人と接したほうが自分を知る上で有益です。
しかし、赤面症・あがり症のひとは、その性質上、沢山の人との接触が苦手だし、少人数の固定されたグループの中でだけ生きがちです。
突然、赤面してしてしまうような場面に晒される心配のないグループの中で暮らしてしまう。
それは、心の安定のために、悪い事ではありません。
しかし、人数の少ないグループの中だけで生きていると、自分がどんな人間なのか認識できなくなってしまう。
特異な環境に長く居すぎることの精神面での危険性
それはどんな時かと言えば、
あまりにも、発想や行動パターンが似ている集団の中に長く居過ぎた時。
その集団が偏った思考であった時、自分のバランス感覚を失ってしまうでしょう。
逆に、あまりにも強烈なパーソナリティの人物に囲まれて、長い間生きてしまった時。
とは言っても、そんな環境下に普通は長期間いることはできません。私も経験がありますが、あまりにも変わった人、強烈なパーソナリティの人物に接すると、自我が揺さぶられて、崩壊しそうになります。
心の芯の弱い人は特にそうです。
例えば、自信満々で自分を押し通そうとしてくる強い個性を持った人と一緒に仕事をしなくてはならない時など、
「どう考えても、あの人の考えは常軌を逸している変わった人」のはずなのに、そのグループの中では、それが普通に通ってしまう世界。
それは、ちょっと危険な状況です。
そんな状況から1度飛び出して、大曲から自分の居た場所を見てみることをおすすめします。
全く別の団体に身を置いて、自分の立ち位置を認識し直す
普段、自分が生活しているグループ意外に、別の団体（趣味のサークルなど）に属してみる事で、違った角度からものを見る目が養われるでしょう。
「やっぱり、自分の価値観のほうが、あの人の考え方よりも、まともだったんだ。」などと、半年経ってから気がつくことが出来るようになります。
「そんな新しいグループに入っていけるくらいなら赤面症で悩んでいません。」と言われてしまいそうです。
そうですよね。
普通の人でも1年の間にどれだけの数の人と出会い、どんな人かを知る事が出来るかと言えば、普通に生きていたら数えるほどです。
では、自分を知るために他人を知るためにはどうしたらいいのでしょう。
クラスメイトの性格を書き出してみる
小さなグループの中だけで生きがちな人でも、実は沢山の人と出会っています。
そうです。学校や、今まで働いていた幾つかの会社にいた人達。
小学1年生から今、勤めている会社の社員まで、数百人に上る人達とあなたは関わっているのです。
その人達とは、接触が多くなくても、強制的に同じ時間を過ごした時期があります。
案外、その一人ひとりに記憶に残る思い出がある筈です。
電車の通勤時間などに、その名前や顔、どんな性格だったか、記憶に残っているエピソードなどを思い出してみましょう。
書き出してみるのもいいでしょう。
記憶に残る個性ある人達
クラスメイト一人ひとりにの性格やエピソードを思い出してみると、本当にいろいろなパーソナリティを持った人達がいた事を思い出されます。
めちゃくちゃ変わった人もいたでしょう？
今思えば
「あいつの性格は強烈だったなぁ。あいつは今もあの頃のままのやり方で生きているんだろうか？」
「あの頃のままなら絶対にいく先々でトラブル起こしてまともに適応できてないだろうなぁ」
とか。
気弱な人のエピソード。
喧嘩っ早い人のエピソード。
沢山思い出されます。
そんな人達に思いを馳せながら、今の自分をのパーソナリティを見つめ直してみましょう。
自分が、だいたいどの 辺りに属する人間か認識できるでしょう。
「自分は、今のままでも結構イケてる。」と思えたら素晴らしい事ですし、「自分は、最近偏った生き方をしてしまっているなぁ」と感じる事があれば、それも必要な『気付き』になります。
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