目を見て話すのが苦手な人の克服する方法ってあるのか?

話をする時は人の目を見て話しなさい。と幼い頃に言われた記憶はありませんか?

自分の意見を言う時は、相手の目を見て話すのが誠実な行いだと一般的に言われてはいます。

しかし、時として、相手の目を見て話すのはなんだか気まづいなと感じる場面は、けっこう多いものです。

そんな時、自分を責めずに、心を納得させ、苦手を克服する方法はあるのでしょうか。

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目を見て話すべきという理由の一般的な考えは

一般的なマナーとしては、相手の目を見て話すことが、良しとされていますが、改めてその理由を書き出してみることにします。

  • 誠意ある態度の表れとして
  • 相手が自分の話をどの程度、聞いているか、確認するため
  • 自分の話で、相手の心を動かすための補助として
  • 自分の意思を伝えるため
  • 相手を指導する時

など。

こうやって、書き出してみると、目を見て話すという行為は、能動的な行為だと分かります。

これらの行為は、積極的で行動力のある人の特徴と重なる部分が多いですね。

積極的で行動力があって、なぜか目を見て話すことができない人。そんなキャラ、想像できません。コントのネタでならありそうですが。

 

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目を見て話すのが苦手な人は、話し下手?

もしかしたら、人の目を見て話すのが苦手だと感じているあなたは、実はトークがあまり得意ではないと感じている人なのではないでしょうか。

「俺の話を聞け!」ではなく、「あまり言いたくはないんだけど〜」という感覚で話している。

消極的な態度といってもいいでしょう。

人の目を見ないで話すことで、消極的な人というイメージがあなたについてしまうことは、マイナスにしかなりません。

ここはひとつ、積極性を出していくことしかないでしょう。

圧倒的な活躍で、自分のキャラを認めさせる

あなたが、人の目を見て話さない人間でも、あなたが、例えば会社内で、ある分野では、圧倒的に秀でた能力を持っていて、あなた無しでは仕事が回らないという状況にあるとします。

そんな状況を作ることができたなら、周りからの、あなたに対する「変わった人」という評価も悪い方向へはいかないでしょう。

後世に名を残した、有名人は皆、どこか変わった特徴を持った行動をした人達ばかりです。

とは言え、周りがあなたの悩みをなんとも思っていなくても、あなたが、目を見て話すことができないことに悩んでいては、解決になりませんよね。

会話中の相手の視線のほうが恐怖心を煽る?

自分から話しかけて相手の目を一瞬でも見ないということはまずないと思います。

問題は、その後の会話のキャッチボールをする段階になった時ですね。

この時、会話している相手が、やけに目力(めぢから)がある人だと、普段のように、自然に相手の目を見れない時があります。

私はよくあります。

目力のある相手の視線の中にメッセージが込められているワケです。

  • 頼んだよ
  • 信じてるよ
  • 本当でしょうね!
  • 約束だよ!

などの感情が相手の目から見えないビームとなって、自分の目に向かって照射されます。

その時、これは自分の脳が作り出した妄想に過ぎないのですが、相手に目を見られることで、自分の心の奥底が読まれてしまうのではないかという恐怖心が芽生えてしまうのです。

  • 「本当はやりたくありません」とか
  • 「この仕事は私には無理です」など

言えない感情が自分の目から読まれてしまうような気がして、言葉を返す時に相手の目を見て話すのがツラくなるのです。

赤面症と似た精神状態

目を見て話すのが苦手という事=人に見詰められると話しづらいということですよね。

これは、赤面症の人の心理状態と、ほぼ同じと言えます。

そう考えれば、赤面症の状態も、消極的的な自分の内面が読まれてしまうことへの不安から起こるという要因があることが分かります。

相手の視線のほうが不自然な場合もある

目を見て話せない原因を自分にだけ求めてしまうのは、真面目な人間のわるい癖ですよ。

人は、目を見て話したり、目をそらなしながら話したり、下を向きながらだったり、いろんな表現方法があるからこそ、感情が細かく相手に伝わるのだと私は思います。

その中で、目を見て話すことだけがピックアップされて重要視されてしまうのは、逆に不自然なことだと言えます。

しかし、やはり、ビジネスでの重要な場面や面接など、契約社会では、相手の目を見て話すことは避けられません。

特に、こちらに向かって話をする相手側が、目を見て話すということを重要視している場合。

こちらも、だからと言って、見つめ返すわけにもいきませんから、なんだかやりづらいのですよね。

相手の視線を上手くいなしながら時折相手を見る工夫

こんな時、いや、どんな人と話すときでも、

たとえ相手の目を外していても、聞いている意思表示をする。
頷いたり、「ハイ」という言葉を挟んだりしながら、時折、相手の目を見る。

相手の目を見て話を聞ききながら、尚且つ自分の考えをまとめて、気の利いたアイディアを返すというのは、頭の良い人なら可能かもしれませんが、一般人には難しい事です。

話を聞きながら、自分の考えをまとめる時は下を向いて考えてもいいし、「〜ですよね」というタイミングで相手の目を自然に見る。

それぐらいのことと考えていれば良いのではないでしょうか。

実際、見つめ合いながら話をするなんて機会はそれ程あるものではありません。アカの他人の会話を知らぬふりして観察してみると参考になります。

メタ認知という考え方

あなたが、目を見て話しをすることが苦手だということを忘れてしまうこと。

または、自分は話が上手だと信じさせてしまう。巷では『メタ認知』と言います。

一種の自己暗示ですが、あなたは話がが苦手ではないのです。

逆に、心の中で、「あんた、話が下手だな〜」くらいの気持ちで相手を分析してやりましょう。

逆に、その余裕が、相手からの信頼になります。

目を見られてオドオドするよりも。

絶対そうです。

 

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まとめ

目を見て話すのが苦手だと感じてしまったら、

  • 積極性をアップさせて行動する。
  • 得意分野で圧倒的な実績をだし、今の自分のキャラを認めさせる。
  • 相手の強力な目力ビームは、こちらが作り出した幻影です。
  • ものを考えるタイミングでは目をそらしていい。
  • 逆に相手が自分の意思を理解しているかを確認しましょう。
  • 苦手意識は忘れてしまう。
  • 自分は、会話が上手いと自認する。
  • 相手の方が変わった人ということは多い。

 

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