真面目すぎるあなたは、上手くいかなかった原因を、ついつい自分の中に見つけ出そうとしてしまいます。
自分に落ち度がなかったかを振り返るのは悪いことではありません。
しかし、それが度を越してしまってはいけません。
はっきり言いましょう!
たまには、人のせいにしてみましょう!
上手くいかない事は自分のせいばかりではありません。
「ああ、今日もまた、上手くいかなかったなぁ。」
どのように、立ち回ればこの仕事は、スムーズに進める事が出来たのだろう?
こうすればよかった、ああすればよかった。
次はこうしよう!
気持ちに余裕があるうちは、自分の至らなさを振り返り、克服してゆくのも充実と感じられることでしょう。
しかし、自分の至らなさを振り返り、克服を試みても、いかんせん、乗り越えていけない事象は、長い人生の中でいくつもあります。
どちらかと言えば、乗り越えていけないことのほうが多いんじゃないでしょうか。
それでも、あなたのような真面目で誠実な人は、常に自分の弱点を常に意識し、自分を高め、難題を乗り越えようとします。
でも、
どんなに、あなたが自分の欠点を克服しても、ダメなものもあるのです。
どんなに自分を鍛えても時速150kmのスピードボールは投げる事はできません。
どんなにあなたが自分を変えても、どうしてもあなたの事を好きになれないという人もいますし。
それはもう、あなたのせいではありません。
出来ない問題は飛ばしていい
頑張って頑張って、自分の中の原因を探りつくして、それを直そうと努力しても結果が出なかったら…。
不運にも、3度4度と越えられない壁にぶち当たった時。
真面目すぎる、あなたが心配になります。
テストで、出来ない問題で時間を使いすぎ、出来たはずの問題の解答に間に合わなかった事はありますか?
あなたは、そんな事はなかったでしょうが、こだわり屋で意地っ張りの人間(私)このような事を何度もやらかしています。
自分を向上させるのにも限界がある
ある程度、歳をとってしまえば世の中、頑張っても不可能な事、自分という人間は、不完全で、克服出来ない欠点を持ったまま人生を送っていくもんだと悟ります。
もし、あなたがトラブルを超えていくために、自分の欠点だけを原因と考えるスタイルで生きてきたなら、無理がありますよ。
これを書きながら、実は私自身に言い聞かせています。
そして、あなたに言いたい事は。
失敗の原因を周りに探したっていいんだ!
あなたは、こう思ってもかまいません。↓
「あんたのほうが悪い!」
「あんたがおかしいから、この問題が上手くいかないんだよ!」
たまには、上手くいかない原因を周りに探す事があってもいいのです。
赤面症だって、そうです。
自分が赤くなってしまうのは、自分の内面に原因があるからだと、自身を責める。
育ってきた環境に原因を探したり、口ベタになった原因を思い出してみたり…。
でも、そんな事考えても、赤面症は治りません。
- 顔が赤くて文句あっか!
- もう私は、これで押し通すからな!
- あんただって、そりゃ変なところ多いんじゃないの!
- バカにすんな!
- 変なのは、お互い様じゃ!
こんなところでどうでしょう?
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