顔が赤くなるのは変性意識状態で無意識が自我に騙されているから!

普段の何気ない生活の中で、ある一定の条件に遭遇した時だけ、自分の意思ではどうにもならずに顔が赤くなってしまう。

好きな人と面と向かった時であったり、大勢の人の前で発表をする時だったり、音楽の授業で歌を歌わないといけない場面だったり。

赤面症の人にとっては、そのように顔が赤くなる場面をあげてみなさいと言われれば、いくらでも出てきてしまいます。

これらの、顔が赤くなってしまう場面を平然とやり過ごせるようになるにはどうしたら良いのでしょうか。

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顔が赤くなっている時は強い変性意識状態

好きなあの人がこちらに向かって歩いてくる!

1人だけ壇上に上がらされて歌を歌わされる。

混んだ駅のホームで、待っている時、洋服が後ろ前ですよと知らない人に指摘された時。

学校の友人数人と自分の母親が、街角で楽しそうに会話しているのを見てしまった時。(余計なこと言うんじゃねえぞ!なんて怒りが湧いたりします。)

そんな場面に遭遇してしまうと、なぜか顔から火が出そうになりますよね。

その時あなたは、強く動揺してしまって、いつもの冷静なあなたでなくなっています。

これは、自分を失った状態です

強めの変性意識状態とも言えるでしょう。

あなたはその時、強い変性意識状態にある自分に、それらの出来事が、赤面するくらい恥ずかしいことなんだぞ!と催眠をかけてしまっています。

意識すんなよと言われても、無意識をコントロールされてしまっているのだから無理です。

自分に対してのオレオレ詐偽

先にあげた「自分を失った」「強い変性意識状態」と似たような状態があります。

それは、

オレオレ詐欺からの電話を取ったお婆ちゃんが、孫が交通事故を起こしたと聞いた瞬間の状態です。

孫が困っているという状態を聞いて、お婆ちゃんは強い変性意識状態に至り、騙されているとは知らずに、あっという間に催眠にかかり、お金を振り込んでしまう。

 

オレオレ詐偽とは違いますが、他に私が見たことがある類似した事例では、

とある施設で、2、3歳くらいの自分の子供がいなくなって、血相変えて探し回っていた若いお母さん。
もう、完全なパニック状態で、施設のスタッフが落ち着かせようと声を掛けても無理な状態でした。
各階のスタッフが探していますのでと、待たせようとしても、聞かずにパニック状態のまま子供を探して駆けずり回っていました。
仕方なくスタッフ1人がそのお母さんについて回っていました。
数分後に子供さんは見つかって涙の再会となりました。

しかし、この状態で、嘘の目撃情報なんて伝えてしまったら、そのお母さんは、そのまま信じてスッ飛んでいったに違いありません。

 

そうです。無意識の部分を揺さぶられた状態で、何かを仕掛けられると、第三者から見たら、嘘だろというような話にも騙されてしまうことはあるのです。

 

私も、恥ずかしながら嘘メールに引っかかって銀行の暗証番号を打ち込んでしまったことがあります。

「あと何日で切り替え期限です。」

という文面を読んだ瞬間に強い変性意識状態にさせられてしまったわけです。自分であって自分でないような。

 

これらは、他者によって誰かの無意識が操作された事例ですが、

顔が真っ赤になってしまうような場面も同じです。

あなたの無意識が、あなた自身の今までの体験で獲得してきた固定観念によって操作されているのです。

従って、顔が赤くなるような場面では、自分の無意識が操作されないようにする必要があります。

そんなこと出来るのか?

出来ます。

オレオレ詐欺を撃退してしまうオバはんっているじゃないですか。

ああいうオバはんに学ぶのです。

絶対に自分の無意識を操作されないだろう図太いオバはんに学ぶ!

オレオレ詐偽撃退マニュアルなんかも、参考になるでしょう。

 

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自分の中のオレオレ詐欺師を撃退しよう!

あなたを赤面症にしているのは、あなたという名のオレオレ詐欺師です。

極度に緊張した場面や、うろたえるような場面では、強い変性意識状態になり、あなたの無意識は、まるで自分の子供を見失ったお母さんのように揺れ動きパニックになり、

ここでもひとつ「赤くなるよ」と詐欺師に言われると、いとも簡単に真っ赤になってしまうのです。

「赤くなるよ」と騙してくる「自我」と言う名のオレオレ詐欺師。

そうです。

あなたの中のオレオレ詐欺師を撃退しなければいけません。

図太いオバはんになって、あなたの中のオレオレ詐欺師をケチョンケチョンに叩きのめして引退に追い込むのです。

自分の固定観念に突っ込んでみる

自分の無意識を操作してくる、あなたの固定観念を撃退するために、

実際のオレオレ詐偽電話への撃退方法を参考にしてみます。

最近の老人家庭向け固定電話には、オレオレ詐偽、振り込め詐欺への対策機能が付いています。

例えば、

電話をとる前に、掛けてきた相手に録音することを伝えたり、名前を言わせるメッセージが流れる。受話器を取るのはそのあと。
迷惑電話判別機能が付いていて、振り込め詐欺対策の音声が流れる。
ドアホンのチャイムを流して、お客様が来たと、電話を切るタイミングを与えてくれるなど。

電話の機能によって、「騙され掛けた無意識」を正気に戻してくれるわけです。

このシステムは、使えると思いませんか?

赤面症やあがり症の対策に。

 

うろたえてパニックになり、無意識が揺り動かされた時、

「自分の固定観念に騙されるなよ!勘違いかもしれないよ!」と聞こえてくるシステムを作ればいいのです。

自分の変性意識の深さを自覚しよう

例えば、好きな人が近ずいて来て緊張したその時。

発表会で何百人の前に1人で立つ時。

顔が赤くなった時、心拍数が高まった時、手に汗握った時、

その度に、

  • 「あ、自分は今、変性意識状態がいつもより深くなっているな」
  • 「今、自分は、自分に騙されて顔が赤くなっているんだ。」
  • 「騙されて、緊張しているんだ。」

と考えてみましょう。

自分が騙されやすい状態にあると認識するだけで、無意識は操作されなくなります。

 

10回クイズに最初は直ぐに引っかかっても、その後に直ぐ別の10回クイズを出されても大抵は引っかかりません。

それと同じ事です。

変性意識状態を逆に利用する

ここまでは、強い変性意識状態のもとで騙されない方法を考えて来ました。

しかし、強い変性意識状態を逆に利用して、消極的なあなたの無意識を変えていくことも出来ます。

自分の中のオレオレ詐欺師(過去の体験からできたネガティヴな固定観念)を全く別のパーソナリティに変えてしまうのです。

緊張の場面が訪れて、自分の変性意識が高まり、無意識が操作されそうなタイミングになったら、

変性意識状態をさらに深くします。

そこでイメージするのです。

物凄いビッグなことを。

  • ウルトラの父になったあなた。
  • 孫正義と握手しながらカメラマンの前で笑顔を作っているあなた。
  • モテモテのあなた。
  • 大成功しているあなた。

そんな成功者のあなたに、あなたの無意識を操作してもらうのです。

無意識が勝手に成功に向かって行動し始める。

赤面症、あがり症、そんなもの、ちっぽけな取るに足らないものに変わるでしょう。

 

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