100パーセント出来なくても次に進んでいいのに、なぜかそこで足踏みして自信を失ってしまう。
そんなもったい生き方を、あなたはしていませんか?
自信を蘇らせる方法を一緒に考えてみましょう。
自信を回復するための思考とは
自分に自信を持てないと、面と向かう相手に対して、対等で構わない状態であっても低姿勢になってしまいます。
このような状態を続けると、そんな自分自身が嫌いになり、益々無力感が蔓延していきます。
人前に出るのが苦手なあなたが赤面症を治すには、自信の回復と自己肯定感が必要です。
自信を持つには「他人の物がよく見える」から抜け出す
出木杉くん(出来過ぎくん)と自分のコンプレックスを比べない事
大勢の人の前でかっこ良く、研究の発表やプレゼンを、自信満々にしている人を目の当たりにして、「あ〜、それに比べて自分はなんてダメなんだろう」と落ち込んでいるあなた。
他人の長所と自分の短所を比べたら、大きな差がついてしまうのは当たり前ではありませんか。
自信を持って行動している人と、自分の中の自信のない部分を比べても、太刀打ち出来ないのは、分かりきった事です。
この状況では、あなたはたぶん、自分自信を責めたい理由を探して、他の誰かにそれを見出そうとしているだけなのでしょう。
わざわざ出木杉くん(出来過ぎくん)の長所を引き合いにして自分を責めるあなた。
気持ちにゆとりがあれば、本来なら、彼の話に集中する事はもちろんですが、なぜ彼が自信を持って人前で発表出来るのかを考えて、自分の参考にするほうが利口なはずです。
人を観察する方向が少しずれてしまっているのです。
このような思考を直していかなければ、いつまでたっても自分に自信が持てるようになりません。
そうは言っても、長年、自分はいまいちだなぁという感覚のもと生きてきたあなたには、思考を変えることはなかなか難しいことでしょう。
自信を持てない完璧主義者はつらい
普段、自分はいまいちだと、自己を低く評価している人間にとって気になってしまうのは、まさに自分の劣る部分。
このようなタイプの人は相対的に完璧主義者の人間が多いと思われます。
常に自分のウィークポイントに気持ちが行きがちで、その弱点を克服出来ないと足踏みしてしまうタイプの人です。
テストは解ける問題からやろう
テストで、解ける問題から最初にやればいいのに、上から順番に問題を解いていき、分からない問題で時間を使いすぎ、その後の解ける問題の答えを書けずに、時間を終えてしまう小学生のような事を大人になってもしているのです。
それでも、自分のウィークポイントを克服出来ればまだ良いのですが、完璧主義者の人間というのはどうやっても克服出来ない壁にぶち当たった時に深く落ち込んで自信を無くしてしまう。
そうなると、頭の中が、ちょっとした視野狭窄のような状態になってしまうのです。
出来たことに、もっと目を向けて自信にする
もしかしたら、例えるなら今のあなたは、こういう状況かもしれません。
イチローがヒットを打つ姿を見て、なぜか酷く落ち込んでいる草野球の9番バッター「なんでオレはイチローのように打てないんだ〜⁉︎」
草野球で完璧主義を貫く。趣味に一途になる事は決して悪くはありませんが…。
笑い話に聞こえるかもしれませんが、日常生活の中で複雑に絡み合った人間関係に紛れて似たような発想をしてしまう事はあり得ます。
本当に注意して自分を省みないと。
そして、完璧主義の人間は自分が出来た事に対してフォーカスを当てようとはしません。
出来て当たり前だと思うのか、出来ない事のほうにばかり目が向いていきます。
あなたが過去に克服した出来事をたまには成功体験として思い出し、自分を褒めてあげましょう。
あなたが無意識に出来ている事を、他の人はやれずに落ち込むほど悩んでいるかもしれないのです。
今、あなたの前で堂々としている人にも悩みやコンプレックスがあるのだろう、もしかしたら○○○なのかも…。
自分はそれなら得意だぞ。なんて考えるだけなら自由です。
そうやって一時でも、自信を回復する習慣をつけましょう。
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