顔が赤くなる女性を見ると、ほとんどの男は、かわいいなと思うんじゃないでしょうか。
まあ、全てとは言いませんが、顔が赤くなる女性に悪い印象はないと思います。
今回は、男から見た浅はかな頭で考えてみた「顔が赤くなる女性の心理」です。
他の方々が言っているような心理分析とはちょっと違う方面から論じてみたいと思います。
『こちらが相手の女性に赤面して対応すると、その女性まで赤くなる』の法則!
阿呆らしい、そうじゃない!などとツッコミを入れながらで構いませんので一読くだされば嬉しいかぎりです。
女性の顔が赤くなるのは、こちらが赤面したことに反応した場合が多い
あなたは照れ屋の性格ですか?
もしそうなら、自分の顔が赤くなってしまった時、目の前にいる相手の女性もつられて赤くなってしまった。
というような経験をしたことがあると思います。
そんなあなたは同志です。
中には、この感覚を全く共有できない性格の方もいらっしゃるでしょう。
嘘だ!と思うかもしれません。
でも、実際あることなんですよ。
特に、心の綺麗な女性には、赤面が移るのです。
その時の女性の心理を推察してみると、
- 私のこと好きなのかしら、照れ臭い、ぽっ。
- なんだか告白されてるみたい!ぽっ。
- これって恋の始まり?ぽっ。
いまどき、こんな女性いませんか?
「なに中学生みたいなこと言ってんだ」
ってバカにされてしまいそうですが、乙女な心を持った女性もいるんですよ。
私は知っています。(爆)
そうでなければ、もう無意識の領域で伝染しているのです。
「え、なんで私、赤くなっているんだろう、???」
これは、認知心理学や脳科学の世界です。
俗に言う、
「目を見るな!目を見たらやられる!」
と同じ感覚です。
赤くなった人が頑張って目を合わせてくる。
これは一種の催眠術のようなものです。
赤面が、相手の女性に伝染した実例
赤面は伝染します。
これは普通のことです。
私が赤面症だから分かるのですが、こちらが女性に向かって顔を赤くして対応してしまうと、相手の女性の顔も赤くなるという場面を、私は何度も経験しています。
この現象は、相手の女性が独身であろうと、子供のいる奥様であろうと起こる現象なのです。
私の勝手な感覚ですが、純粋なところがある女性ほどこの現象が起きやすい気がします。(ここ、突っ込むところです。)
赤い顔が相手の女性に移った体験談
同じ職場にいた、派遣社員の女性が、契約が切れるとのことで、私はそれ程多くコミニュケーションをとるような間柄ではなかったのですが、その女性の最後の出勤日の午後に彼女のもとに行ってご挨拶をさせていただきました。(礼儀として)
お世話になったのは、こちらのほうだったので、「とてもお世話になりました。どうもありがとうございました。」的なことを、しどろもどろになりながらお伝えしました。
感謝の気持ちを伝えるんだから、相手の目を見ながら言いました。
そうしたら、案の定、私は緊張して顔が赤くなってしまいました。
すると同じように、面と向かった女性の目の下から鼻の上あたりが、ぽっと赤らんだのが分かりました。
私はただ、今までの仕事上でのお礼を言っただけなのに、まるで中学の卒業式が終わった後で、意を決して告白した純情な男子。みたいな状態になっていました。
あ、やべっ、勘違いされたな。と感じました。
まあ、確かにその女性は素敵な方だったのですが…。
相手が、こちらに恋愛感情をいだいていなくても、照れて赤くなるってことはあるんです。
脳の中から何か電波が出ているのか知りませんが、相手に気持ちが憑依するってことはあるんです。
この場合、私は恋心から赤面したわけではなく、(このあたりはわかりません。)ただ、綺麗に感謝のフレーズが出てこなくて慌てた状態が赤面となったと思っているのですが…。
でもやっぱり思ってしまったんですね。
その女性社員の、目の下から鼻の上のほうが、ふわっと赤らんだのを見て、
かわいいなと…。
…すいません。
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ミラーニューロンによって勝手に相手に伝播する気持ち
脳科学を少し興味を持って調べたことのあるかたは、「ミラーニューロン」という言葉をご存知だと思います。
「ミラーニューロン」は、脳の中の「マネマネ神経細胞」です。
実験で、マカクザルの赤ちゃんの前で、人間が舌を出してみせると、猿の赤ちゃんですら、人間の真似をして舌を出すという模倣現象。
これは、脳にミラーニューロン細胞があることで起きる。
そして、人間にそれがあることも確認されています。
例えば、
笑顔で話しかけられたら、普通はこちらも無意識に笑顔になって返していますよね。
機嫌の悪い人と面と向かうと、だいたいが、不機嫌な表情がこちらに移ります。
表情だけでなく、心まで不機嫌になってしまったりします。
顔が赤くなるのも同じで、
赤くなっている人の感情をミラーニューロンが読み取り脳内で再生してしまうのです。
「あ、この人恥ずかしがってる」が、一瞬にして女性の脳で相手の気持ちを疑似体験するわけです。
しつこく説明すると、こういうことです。
ある人に、
「今、ドアの前の足拭きマットの上に、ウンコがのっていました。」
と報告すると、
人は、無意識に、自分がウンコを踏んづけたわけでもないのに、もう、踏んづけた場面を頭の中で疑似体験してる、「うあー」とか「やだー」という表情をします。
これと同じように、赤くなる顔とその心理状態は、女性に乗り移るのです。
そして、これも単なる私の感覚ですが、
顔が赤くなった男→女性に赤面が移る。
ほうが、その逆、
顔を赤くした女性→男性に移る。よりも多いような気がします。
赤くさせてしまった女性の態度が次から変わる
こちらの赤い顔が女性に移るような出来事があると、なぜか次に会った時に気まずくなったりします。
こちらは自分が赤面症だと分かっているから、ある意味、慣れちゃっているのですが、女性のほうが態度が前と変わったりします。
それも、いろいろ。
もう、目を見て話してくれなくなる女性。
こちらと目を合わせると、自分もまた赤くなってしまうと警戒しているのでしょう。
こちらの感情が乗り移っているだけとは知らずに、赤くなることに戸惑っている状態です。
一種、催眠にかからないように自分を防衛しているのかもしれません。
そして、なんだか態度がぶっきらぼうになったりします。
たぶん、好きなタイプの男でもないのに、顔が赤くなってしまったので、また赤くなってはいけないという思いと同時に、
「あんたは私のタイプじゃないから」
という意思表示として、つっけんどうになる。
と考えてみました。
あなたもそんな経験ありませんか?
女性のあなた、身に覚えはありませんか?
その後、勝手に赤くなっている女性もいる
こちらの赤い顔のせいで、相手に乗り移ってしまった赤面症が、しばらくの間その人に、定着してしまうこともあります。
私だって、女性に会うたびに赤くなるわけではありません。
前に赤くなった女性に対して、仕事に夢中で赤くならないこともあります。
相手のお話を理解しようと真剣に聞いていると、前頭前野が優位になるので情動中枢の働きが抑えられます。
なので、女性を前にしても赤くならないようにすることは可能で、実際そんな時もあります。
自分が、赤くなっていない時に、ふと、女性の顔を見たら、赤くなっているってことがありました。
前に、私が自分の赤面症を伝染させてしまったのだと思います。
私が伝染させた赤い顔が、カウンターパンチで私に戻ってきて、私もまたぽっと赤らんでしまいました。
しかし、自分が赤くなっていなくて、相手が赤くなっているという逆転状態を体験すると、
自分の赤面症は治るんじゃないか!という「何か」、目には見えない「何か」を掴みかけたような気になります。
こちらが、精神的に優位な感覚を体感がそう感じさせるのだと思います。
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精神的に弱い人の赤面症を克服するためのトレーニングはあるのか?
こちらの気持ちが乗り移らない女性
今まで、こちらが面と向かって顔が赤くなってしまうと、相手に移ってしまうことについてばかりお話しましたが、
これは、私がその後に思い出して、良い思い出として残っているからかもしれません。
その時は、物凄く辛い場面だったのに、しばらく経って思い出すと、ほんわかと良い思い出になるのです。
そのあと、つっけんどうにされるのは寂しいですが…。
話を戻します。
こちらが顔を赤くして目を見て話そうが、まったく伝染しない女性もいます。
まったく、ミラーニューロンが働かないのか?
ミラーニューロンに限らず、脳には相手に共感すると発火する部分があるのです。
スキーの体験がある人が、スキーを滑っている映像を見ていると、スキーをしている人と同じ脳の部位が発火することが分かっています。
相撲を見ていると、俵いっぱいで堪えている力士を見ながら、見ているほうも身体を反らせてしまったりするでしょう。
普通はなるんです。
しかし、まったくならない人もいるようです。
それが、顔が赤くなる心理を共有できない人です。(伝染しない)
私の勝手な解釈ですが、
- こちらを、異性としてまったく相手にしていない。
- もう、鼻っから眼中にない。
- 仕事の道具としてしか見ていない。
- こちらを嫌っている。
こんな人たちの前で、顔を赤くしてしまうと、
「私のこと好きなのかも」という感情は相手にまったく浮かばず、
「なんだこの人、気持ち悪い。」
とか、
「気が弱そう〜」
とか、
「この人にこの仕事任せて大丈夫かな?」
とかいうネガティヴ感情を浮かび上がらせてしまいます。
どちらかといえば、相手側の「強い」表情がこちらに乗り移ってしまい、こわばったコミニュケーションになってしまうことが多いです。
そんな相手の表情がこちらに憑依するので、そのあとこちらが赤くなったりすることもなくなります。
いいんだか悪いんだか分かりませんね。
この人も、ご主人と恋をしていた時、恥じらいながら顔を赤らめたりしていたのだろうか?
などと、お節介な想像をしてしまったりします。
本当に余計なお世話ですよね。
すいません。
そんな、いつも上から目線の気の強い雰囲気の女性が、顔を赤くしているところを見てしまったら、なんだか、かわいいなと思うかもしれません。
ご主人と2人でいる時には、会社でのキャラクターと違っていたらホッとするかもしれません。
これまた余計なお世話でした。
まとめ
- 女性は、赤い顔の男性に見られると未婚既婚に関わらず、伝染して顔が赤くなる。(ことが多い)
- 赤面症が乗り移る女性はピュアな人が多い。
- 一度伝染すると、次に会った時、態度が変わる。
- こちらが赤くなっていないのに赤くなったり、目を見ずにぶっきらぼうになったりする。
- 顔が赤くならない女性には、こちらの赤面症が伝染せずに、相手の強気な表情がこちらに移ってしまう。
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顔が赤くなる男性の心理とは
出来事の多くは関係妄想による思い込みかもしれない
「関係妄想」って言葉をご存知ですか?
関係妄想とは、目の前の出来事や他人のしぐさなどが、みな、自分が原因でそうしているのではないかと考えてしまう思考のことを言います。
私は、今回この記事を書いていて、読み返すと、自分は関係妄想の癖があるかな?と、ちょっと疑っています。
考えすぎってやつです。
でも、多かれ少なかれ誰にでもあることだと思います。
あなたは、どうですか?
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