自分を偽らずに、本当の自分を見せて生きればいいんだと言われるけれど、(私も他のページで似た様な事を書いています)では本当の自分とはいったいどんな「自分」なのでしょう。
本当の自分はダメダメ人間の場合
本当の自分を隠して、よく見せたい、よい人だと思われたい。
そんな意識で日常の行動をしているけれど、いつかボロが出るかもしれないと、内心では怖くて、ビクついている。
そんな事なら、素の中の素 、全く飾らない自分を出せばいい。
と言いたいところですが、しかし、『本当の自分』とはいったいどんな自分でしょう?
自分を偽ってよく見せようと振舞っている人の『本当の自分』は、大抵は『ダメダメ人間』です。
ダメな自分を見せたくないからこそ、外では努力しているのです。
本当の自分は、
- 仕事なんてやりたくない!
- 食事なんて作りたくない!
- 会社から帰宅したらベットに倒れ込んで、もう何もする気が起きない。
- 部屋の中はゴミだらけ。
- 予定表にやらなきゃいけない事を書いても、結局書き込んだだけ。
そんな自分が『本当の自分』だった場合はどうしたらいいのでしょう。
グウタラなダメダメ人間になってしまう原因とは
一日中の演技で疲れ果てていませんか?
グウタラでダメダメな本当の自分と、会社や学校で振舞っている自分に、相当に開きがあるとあなたは分かっています。
「周りを意識する」「人に見られているんじゃないか」という妄想に突き動かされて、グウタラな自分を必死に隠す。
この常態は、言うなれば「家を出てから、人の前ではずっと演技をしている」常態です。
一流の俳優さんも真っ青の長時間公演です。
これは非常に疲れます。
帰宅した時はもうクタクタです。
心当たりはありませんか?
赤面症の人は、特に異性の前ではこの常態が顕著に出ます。
しかも、いくらうまく演技をしても内なる感情が顔に出てしまう。
当たり前です。
俳優さんの様に演技の才能もないのに、一日中演技をしているワケですから。
結局、ひとりに戻ればダメダメ人間に逆戻り。
ひとつでいいから何か変えてみると悪循環から脱せられる事も
一日中の演技で、帰宅したらクタクタになってもう何もする気が起きない。
朝目覚めても疲れが取れないまま会社へと向かいまた1日良い人の演技を続ける。
これは、悪循環の最たるものです。
この悪循環をどこかで断つ必要があります。
過剰な精神疲労をしない思考を身につける。
あなたのように疲れ切った人がいるもう一方で、常に上昇志向の人がいます。
その種類の人達も、ある意味、演技をしていると言ってもいいでしょう。
「なりたい人のように振舞っていると自然に身についてくる」という考え方です。
彼等は、自分に演技をさせる事で、理想の自分に近づいていくことに満足を得ようとしています。
積極的に自分をプラス方向に変えていきます。
そしてやがて夢を叶える人もいます。
同じ「演技」をしているのに、どうしてこんなにも両極端なのでしょう。
この違いは、
- 自分が変わるための演技と
- 自分を隠す為の演技
の違いに他なりません。
やっている事は同じでも向いている方向が違うのです。
あなたは、このプラス思考で演技をしている人達に学びましょう。
プラス思考で自分に演技をさせている人間は、その演技が、演技ではなく、自分そのものであると自己暗示をかけています。
その暁には、「起業」であったり、「結婚」であったり、「有名人になること」であったり、成功をイメージしています。
夢中になれるモノを今一度見つけましょう
赤面症、あがり症で、ダメな自分にばかり意識が行っているあなたは、本来やらなければならない事柄から、意識が外れてしまっているといってもいいかもしれません。
もっと集中しなさい。
と言いたいところですが、あなたは自分の仕事に行き詰まりを感じているのかもしれません。
もしそうなら、趣味でもかまいません。
もう一度夢中になるモノを見つけてみてはいかがでしょう。
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趣味でも、夢中になれるモノがあると生活にハリが出てきます。
空いた時間がもったいなく思えてきます。
私事ですが、私はこのブログを始めてから、時間が惜しくてたまらなくなっています。
どうしたら赤面症を和らげることが出来るのか、どうしたら人に喜んでもらえる記事が書けるのか、いつでも考えるようになりました。
仕事をしっかりやれよ!
と言われそうですが、そうやって、悪循環の中の一ヶ所でも変える事が出来れば、ダメなな自分に変化が表れる事もあるでしょう。