顔を赤くしているあなたは、仕事でも恋愛でも、面と向かっている相手との力比べに負けていると言ってもいいでしょう。
そうです。負けているのです。
闘っていないとしてもすでに負けています。
それは消極的な人の特徴でもあります。
完全なるルーザーです。
あなたはそれでもいいですか?
そのままでもいいのですか?
負け犬の自分にさよならして、仕事も恋愛でも幸せにならなければいけませんよ。
消極的な人には誰も付いてこない。
消極的で自信のない人間に人は付いて来ません。
顔が赤くなる人は消極的な人です。
自分に自信が持てない人です。
人と面と向かうと、いつも分が悪い状態で接しています。
そんなあなたと面と向かってコミュニケーションしている相手は、あなたに付いていこうとは思いませんよね。
「大丈夫?ちょっと!しっかりしてよ!」なんて思っていることでしょう。
なぜ、あなたに付いてこないかというと、「心の敗者」にリーダーになって欲しくはないからです。
そんなふうには思われたくありませんよね。
仕事では、あなたが消極的ないつも自信の無い「心の敗者」でも、良いアイディアを出せば、あなたは評価を受けることもあるでしょう。
しかし、いくら良いアイディアを評価されても、リーダーとして人はついて来ません。
周りに良い人間が幸運にも存在したなら、自信の無いあなたを下から盛り上げてくれるということがあるかもしれません。
しかし、そんな他人まかせの生き方では、消極的な性格も赤面症も治すことはできないでしょう。
これは、異性に対する場面でも同様です。
顔を赤くしている側の人間は、その時点で分が悪いと言っていいでしょう。
自分に自信が無いのが見え見えです。
(ただ、相手にリードして欲しい関係であれば赤面症は好都合かもしれません。)
好きな人の前で赤くなるのが嫌なら自分と相手とのパワーバランスを変えなければなりません。(しかし、赤くなることで相手に好意が伝わるのは、本当は良いことです。)
昔から「惚れた弱み」という言葉がありますが、これを逆転することがいちばんでしょう。
それか、好きでなくなるか…。
異性の前で赤面したくないなら何かを変えるしかないでしょう。
消極的で自信の無いあなたに人は同調しない。
赤面症の人は、人に対しても、身の回りの状況に対しても基本的に消極的です。
消極的な自分を分かっていて、そんな自分と闘っています。
そうやって四苦八苦している状況は、まわりに伝わります。
そして、そんな人をロールモデルにしたいとは思わないでしょう。
そして、ここがとても重要なことです。
あなたは同情されたいか
対面していてパワーバランスで負けている人間に同調する人はいません。
なぜなら、人は自分を下げてまで相手に同調しないからです。
しばしば、パワーバランスで負けている者に対して、一緒に喜んだり悲しんだりしてくれる人がいます。
それは同調ではなくて「同情」です。
言い方を変えればい「見下されている」のです。
同じように「自分と同じ欠点を持っている」と感じて好意を持つのも同情心に近いものです。
それは、相手も同レベルだという共感と安心感からくるものです。
要するにパワーバランスがイーブンに近いので緊張しないわけです。
どうせイーブンになるなら相手の高いレベルに合わせて自分の自己評価をあげて、相手に共感していきたいものです。
付いて来い!という雰囲気を出そう!
こうして考えてみると、顔が赤くなるのを止めるには、相手(大勢の人)との精神的パワーバランスを修復する必要があると答えが出ます。
相手とのパワーバランスを変えるには、こちらのほうが精神的に優位に立つしかありません。
これは自分に自信の無い人間に無理な話です。
あなたは自分を変えられますか?
カルチャースクールの先生はモテる
人にモノを教える職業の人はモテると言います。
カルチャースクールの先生はモテると聞きます。
自分の知りたいことを知っていて、パワーバランスはハッキリしている状態。
それにプラスして尊敬の気持ちも大なり小なりあるわけですから、モテるのはあたりまえです。
自分に自信を持てるなら、この状態に近づくことはあなたにも可能です。
赤面症も消えて、人も付いてきて、おまけにモテるようになる。
ここからは私の提案です。
「付いて来い!」ぐらいの気持ちををハッタリでもいいから常に持つようにしましょう。
これは大事です。
「こんな自分はどうですか?」という下からの態度では赤面症は治りません。
少なくとも対等にならないと話になりません。
役職は関係ありません。
人は自信がある者を頼るものです。
「心のリーダー」になるのです。
消極的なあなただから、行き過ぎぐらいで丁度いいでしょう。
これは異性に対する時でも同じです。相手との関係でイーブンであれば、やがて赤面しなくなるでしょう。
こちらが相手に対して最初、顔を赤くしていても、これがある時、立場が逆転すると、心に余裕ができて赤面しなくなります。
「心のリーダー」になり大きく構えよう
相手が「付いて行きたい」「任せたい」「頼みたい」と思わせるように振る舞うことで、相手とのパワーバランスをこちら側優位にしましょう。
相手が地位が上でも、「頼みたい」と言うならパワーバランスでこちらが部分的リーダーです。
最初は中身が伴わなくても構いません。
ハッタリでも構わないのです。
明らかに、私のほうがきちんと仕事をしているのにそうなってしまうのです。(私は彼の振る舞いを取り入れるべきでした。)
それは、一種の洗脳です。
ハッタリに中身が伴えば鬼に金棒です。
今の固定観念を捨てよう
ハッタリでもいいから相手から「付いて行きたい」と思わせろと言いましたが、どんな方法があるでしょうか。
このハッタリが、そのうちにリアルになっていかなければ意味がありません。
それには自分の中の固定観念を変えなくてはなりません。
固定観念を変える?そんなことできるのか?
それは、
その結果が良いほうに出れば、固定観念は変化していきます。
今まで自分が全く見えなかった「自分の人生の視覚」が見えたりします。同じ場所にいるのに、そこに別世界があることに気づかされます。
すぐ近くにある別世界。興味ありませんか?
尻込みしそうな時にやること
何度も言いますが、尻込みするような人間に、付いていこうという人はいません。
ここで、あなたが尻込みしそうな時に頭の中で呟いて欲しい言葉があります。
「これなら、楽勝ですよ。」
「別に普通のことですよ。」
威勢良くではなく、肩の力を抜いて呟いて下さい。
声に出せない状況なら頭の中で言って下さい。
威勢良く言うと交感神経が優位になって顔が赤くなりやすくなるので、
鼻息荒くではなくて、極めて平明な気持ちで唱えてみましょう。
これらの言葉を口癖にしてもいいでしょう。
俗に言う「アファメーション」というものですが、
無意識の領域に定着するまで、通勤や散歩の時に常に声に出して言ってもいい。
音声ファイルにして、電車での通勤中に聴くのもいい。
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たいていのことは誰にもできる
世の中には特別な才能を持っていて、その人にしかできないこともあります。
そんな特別なことはその人に任せましょう。
しかし、それ以外はたいてい、誰にでもできる事柄です。
好きか嫌いか、やりたいかやりたくないかの違いだけです。
出来ないのではなく、やりたくないのです。
そんな時、
「いつも、やってますよ。」
「これなら、楽勝ですよ。」
「別に普通のことですよ。」
と呟いて下さい。
あなたの消極的な部分が薄れ、周りの人をリードする時、あなたは顔が赤くなることなど忘れていることでしょう。